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2010年10月 アーカイブ

2010年10月02日

奈良青年会議所、全国大会誘致しました!

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OBになってすでに・・年。でも奈良JC(奈良青年会議所)は、私を育ててくれた大切な団体であり、今も大好きな場所である。

そして、数年前から現役メンバー(40歳になると卒業となるのです)ががんばってエントリーしてきた青年会議所の全国大会の2013年、奈良大会が、9月30日決まった。
現役のみなさん、本当にお疲れさまでした。

青年会議所の全国大会は、1日で12000人ほどの人数が訪れる大規模な大会で、経済効果が非常に高いことから、誘致合戦も半端ではないのだ。

全国大会を誘致することで、奈良のまちがどのようになればいいか、どうおもてなしをすればいいかを、改めて若い青年たちが考え、実行することになる。

平城遷都1300年祭に続く、うれしい事業になることは間違いない。
私もシニアの一員としてがんばるからね!

2010年10月07日

秋篠川舟くだり

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平城遷都祭実行委員会で、秋篠川舟くだりを企画運営することになった。

秋篠川というなんとも風情のある名前だが、今はお世辞にもきれいな川とは言えない。
その川に舟を浮かべるというと、知っている人からは、「えっ! 秋篠川で?」という大半が驚きの声。

そして、先月試運転に乗りました。
舟を漕ぐのは摂南大学の学生のみなさん。
結果、やっぱり川はいい!
周囲の土手の雑草の生え具合がなかなかよく、空の青がとても映える。
舟目線からの風景は、まるで1300年前、運河として人々が物資を運び、行き来していた頃が思い浮かぶような、ゆったりとした情景だった。

10月16日、17日は(午後から夜)2日間に分け公募した方々に舟くだりを楽しんでいただく。
西大寺南から唐招提寺東までのほんのちょっとした舟旅は、想像しただけでわくわくする。
夜はライトアップも行うので、公募し損ねた方も、ぜひ見にいらしてください。

ちなみに、10月9日はそれに向けて、JTBのご協力で、ゴミ拾いを実施する。

2010年10月21日

秋篠川舟くだり 第二弾

10月16日、17日の2日間、西大寺東から唐招提寺東までの1.7kmの舟くだりを行いました。
平城遷都祭実行委員会として私たちは関わり、奈良県や奈良市さんとともに事業を行いました。

第一便は、荒井知事、仲川市長をはじめ、出口県会議長、山本市会議長、福井副市長、浅川委員長と、まさに今のお役人の皆様が、昔の役人の衣装を着て、乗り込みました。
私も天平衣装を着てご一緒しました。

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それ以降、約160人の方に乗船いただきました。
唐招提寺東まで、なかなか風情があってよかったです。

夜は川沿いのライトアップの中を、舟下りで楽しんでいただきました。
こういった事業をきっかけに、川ももっときれいになって、舟くだりが常設になれば
いいなあと思っています。

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丸二日間漕ぎ手をしていただいた、摂南大学の皆さま、お疲れさまでした!

2010年10月22日

健康であることって有難い

義母の病院に二日間付き添いました。
大病院は、一日仕事です。
受付しては待ち、受付しては待ち、検査しては待ち・・・・。

待っている間にいろいろなことを考えました。
この病院ひとつでこんなにたくさんの人たちがどこかに不調を持っている。
自分が健康であることがいかに有難いかを実感します。

予約状況からすると、一人の先生が一時間に10人、一日に60人〜70人診ている計算になります。先生も身を削って患者を助けてくれている・・。
流れ作業のように患者が次々と入るのに、先生は非常に親身に話を聞き、心配しないようにと強くおっしゃってくださいました。
病気の時のそういった言葉ひとつひとつが、つくづく有難く身にしみます。

患者に付き添っている人は、ご夫婦が多いです。皆病気で深刻なんだけど、寄り添っている姿はほほえましくもあります。
義父も、義母にずっと寄り添っています。

自分が健康であることは、自分だけでなく、周りの人をも救う。
体は周りの人のためにも、大切にしなくては。

2010年10月23日

義父の心遣い

うちの会社のビルの前は、朝廣の両親が育てている草花でいっぱいだ。
「きれいですね」と足をとめる人もいれば、黙って鉢を持って帰る心ない人もたまにいる。
それでも両親はせっせと新しい鉢を持ってきて並べている。

そんなある日、こんな紙が・・・。
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義父が、育てたバジル苗が増えたから、みなさんにおすそ分けしようと、書いたもの。
丁寧に持ち帰り用袋まで添えてある。
小分けされてたくさんあった鉢は1日〜2日のうちに、あっというまになくなった。
義父の温かい気持ちがきっと道行く人に伝わったに違いない。

お父さん、すてき!

2010年10月24日

yomiっこ こころ塾で収穫しました

今日は、yomiっこのこころ塾。
明日香の畑で、一穀あすかさんにお手伝いいただき、お米などを育てています。

そして、今日は収穫の日。
サツマイモ、黒大豆、お米ヒノヒカリの収穫。
今年は、暑すぎてどこも不作らしいですが、オーナーのみなさんの分はなんとか
収穫できてよかったです。

それにしても、いつも畑に来て作業をすると思うことは、野菜やお米を作ることがいかに大変かということ。
今日はサツマイモを掘るのにも一苦労。すぐにイモを傷つけてしまいます。
何も思わず食べている自分を反省。

ひとつのものができるまでには、天候と作り手とが力を出し合わないとだめなんですよね。それをついおざなりにしてしまいます。
のど元過ぎれば熱さを忘れることのないよう、感謝していただかなくては。

2010年10月25日

薬師寺東塔、10月31日まで!

1300年前のまま、今に形をのこす、奈良、薬師寺の東塔。
このたび、すでに解体修理されてよみがえった西塔のように、東塔も解体修理されることになった。

そのため、今、10月31日まで、最期の内陣特別拝観を行っている。

これを過ぎると、東塔は覆いでおおわれ、外観の参拝もできなくなる。
出来上がり予定は平成30年。
正倉院展も大事だが、奈良に来られたなら、ぜひ10月31日までに、東塔を見に行ってほしい。

明治の時代に解体修理されて約1世紀ぶりの修理らしい。
次にお目にかかれる時まで、眼の奥にしっかりやきつけておこう。


2010年10月26日

第62回正倉院展に行ってきました

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10月23日から始まった「正倉院展」は、今年も例年以上な盛況ぶり。毎朝博物館の前を通ると、長蛇の列です。
で、私はオータムレイトを利用し、17時前に到着。待つことなく入場でき、中はまだ混んではいたものの、それなりにゆっくりと鑑賞できました。

頼りになるのは、音声ガイド。500円で入口で借りられます。ガイドを聞きながらだと、少し離れたところでも、その様子がわかります。
でも、うちのスタッフNさんに言わせると、「あれがあるから混むのでは?」との意見。立ち止まらず聞きながら前に進んでいくと、大丈夫です。

何だ! 何事だ! と思うほど人の渦ができていたのが、琵琶です。
螺鈿紫檀五絃琵琶。確かに、正倉院展の象徴となるほど、美しい琵琶でした。

今年も興味深いものはたくさんありました。
薬として珍重された、ナウマンゾウの歯の化石や、宇宙観を表したすっぽん亀の合子。
光明皇后が使われたかもしれないという靴は、もしそうなら皇后の足はこんなに大きかったか! と驚き、年齢によって杖を使える場所が決められたという杖はあまりに長く、相当背が高くないと使いにくいよねえと思ってみたり・・・・。

約1時間見て、最後はオリジナルグッズ売り場へ直行。
日本人って、本当に買い物好きです。早くも売りきれ商品があるほど、人の山でした。私もご多分にもれず・・。

でも、18時15分には会社に戻りました。近いってありがたい!
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