2008年12月11日

唐古・鍵遺跡

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磯城郡田原本町に位置する唐古・鍵遺跡は
吉野ヶ里遺跡や登呂遺跡と並ぶ弥生時代の代表的な遺跡。
現在は公園となっており、池には復元された楼閣が建っている。

同遺跡は農耕が始まったとされる弥生時代前期から
古墳時代前期までの600年間以上続いた大規模な環濠集落
(集落の周りを大溝で囲む)で、近畿一円のネットワーク
の中枢の一つに成長したと考えられている。

また1991年には2層の屋根を持つ楼閣を描いた土器が発見された。
『魏志倭人伝』(現在上映中の『レッドクリフ』の後漢三国時代に書かれた書物)
によると卑弥呼の宮室は「楼観、城柵をおごそかに設け…」と記されており
卑弥呼の住む邪馬台国にも同じような建物がそびえていたと想像できる。

DEE〜

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