2008年10月27日

深まりゆく秋

081027.jpg

 丁度13年前に亡くなった母がよく茶花に生けていたユリ科の
山野草・ホトトギス(杜鵑) で、私の大好きな秋の花の一つです。
写真は、先日香芝穴虫の「ガラス工房 あなむし」の矢野氏か
ら送っていただきました。

花の点々が小鳥の不如帰の胸の斑紋と似ているということから
この名が付いたそうです。
「テッペンカケタカ テッペンカケタカ」とにぎやかに鳴く小
鳥のホトトギスと違って、花のホトトギスはちょっぴり、さび
しい感じがする花ですが、その風情が、秋の茶室により一層の
侘び・寂び的な雰囲気をかもしていました。

我が家の庭にも実家から移植したホトトギスが、花をたくさん
つけ、両親の遺影の前にも一枝・・・。
やはり、母が好きだったツワブキも先日、黄色い花を咲かせて
くれています。

スタッフ やよこさん 


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