2008年10月18日

登弥神社



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富雄川沿いにある登弥(トミ)神社。
深い木々に囲まれた静かな神社で物部氏の祖神
ニギハヤヒノミコト(饒速日命)が祀られている。

『日本書紀』によるとニギハヤヒは天上の国・高天原を統治する
アマテラスの孫であり天孫降臨神話のニニギ(瓊瓊杵尊)の兄で
ニニギが降臨する以前にアマテラスから10種の神宝をもらって
天磐船(あめのいわふね)で現在の生駒山の北嶺に天下った。
その後ニギハヤヒは生駒山を越えて奈良の鳥見(トミ)の白庭
山あたりに進出。付近で勢力を持っていたナガスネヒコを服従させ同地
を掌握した。つまりニニギ以前から奈良に存在したことになる。

同神社の神域がニギハヤヒの住居であった白庭山であるとの説もある。

スタッフ DEE〜

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