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第二次世界大戦中のお水取り

奈良大学で、寺崎先生とお話していた。先生は文化財が専門の先生で、前、奈良文化財研究所におられたそうだ。
寺崎先生曰く、昔、昭和20年のお水取りの資料調査の担当になったそう。
昭和20年といえば、広島、長崎に原爆投下され、日本が降伏した年だ。
その3月であるから、地獄の様相だったに違いない。
「お水取りで願文を読み上げるじゃないですか。その年年にあった内容のものを。
当然「日本が勝ちますように」と願っていると思ったら、そんなことは一言も書いていないんです。世界が平和になりますようにとひたすら願っている。すごいなあと思いました」と。

深イ〜イ話ですねえ。

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