2009年10月20日

ふるさと自慢

神楽
連休を利用して広島へ里帰り。
両親の墓参りの後、県北部の林間キャンプ地を訪ねた。

学生時代には、だだっ広い草原と、
木が無く、草原の延長のようだった山と
しょぼいロッジが2棟あるだけのキャンプ場だったのに、
「いこいの村」と称する温泉宿泊所や、100台収容可能な駐車場などなどが出来ていた。
山裾には樹高数mの木が生え、登山ルートも出来ていた。

昔は半時間足らずでひょいひょいと登れた記憶があるので、
スカートにブーツだったが、登山開始。
まともなスタイルの登山者たちを尻目に登るには登れたが、
昔に比べて何と傾斜がきつくなり、
何と頂上が遠くなったことか。結局倍近い時間がかかり、下を見下ろして仰天!
人が豆粒、車はミニカーだった。
40年近い年月を思い知り、スカートで登山した自分を恥じた。

お転婆ばばあは幸いころぶこともなく、走るように下山。
ふもとで開催されていた「もみじウオーク」のイベント「神楽」を堪能できたのだ。

これがすごい!
子どもの頃、父の里で祭りのたび、明け方まで踊り明かしていた神楽だった。
眠い目をこすりこすり、神社の舞台で繰り広げられる舞と、太鼓と笛の囃子のリズムに、日頃おとなしい父がノリに乗ってる意外な一面に見とれたり、またその血を引く私の血も騒いだのを思い出した。
無形文化財となって各地に引っ張りだこの今は、
当時に比べ、衣装にもお金がかけられ、踊りも完成度が高くなっている。


画像の確認

この日の演目の一つ「八岐の大蛇(やまたのおろち)」は、須佐之男命が村娘のために4匹の大蛇と格闘、見ごたえ十二分の迫力だった。

スタッフ y

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