創建当時の巨大礎石(柱の台石)が見つかり、発掘調査が行われていた。
柱の立つ位置に直径約80cmの円形の作り出しがあり、1400年前の技術が垣間見えた。
基壇上に穴を掘って礎石を据えるなど、後世の寺社と同じ基礎工事をしたことが判明。後の日本の寺社建築の基本的モデルであった。
飛鳥寺は蘇我馬子が創建した日本最初の本格的寺院。
飛鳥寺式と呼ばれる伽藍配置は1塔を中心に東・西・中の3金堂がとりまくもので、高句麗由来のものだった。 |
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(初書:2006-12-06) |
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●キーワード |
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◆伽藍配置 |
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伽藍とは、「僧伽藍摩(そうがらんま)」の略。
僧侶が住んで仏道を修行する寺院および寺院の建物の名称。
伽藍配置とは、主要伽藍すなわち塔・金堂・中門・南大門・回廊・経蔵の配置のこと。 |
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