西国三十三ヶ所の第七番札所。
663年、義淵(ぎえん)が岡本宮を受けて開基したと伝える。東光山と号し、竜門寺・竜福寺・竜泉寺・竜象寺とならぶ義淵開基の五竜寺の一つ。
本尊は丈六の如意輪観音(重要文化財)。木心乾漆の義淵僧正坐像(国宝)などが有名。
住所: 高市郡明日香村岡
宗派: 真言宗富山派
山号: 東光山
本尊: 如意輪観音坐像(重要文化財) |
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(初書:2006-12-08) |
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●キーワード |
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◆義淵 |
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奈良時代の法相宗の僧。『扶桑略記』に大和国高市郡の出身とある。
吉野に竜門寺を開いて法曹宗をひろめ、僧正まで進む。
岡寺を開き、聖武天皇から岡連(おかのむらじ)の姓を授けられた。
門下に行基・玄ム・良弁(ろうべん)など輩出。 |
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