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高松塚壁画館
高松塚壁画館 たかまつづかへきがかん
2007年で、高松塚古墳が発掘され35年を迎える。飛鳥ブーム・考古学ブームの火付け役ともなった。
壁画は国宝、古墳は特別史跡に指定されている。
数年前に、雨水の浸入やカビの発生で壁画の退色・変色が見られ、最善の保存方法を模索している。

壁画館では、壁画の検出当時の現状模写、一部復元模写、再現模写、墳丘の築造状態、棺を納めていた石槨の原寸模型、副葬されていた太刀飾金具、木棺金具、海獣葡萄鏡などの模造品を展示し、高松塚古墳の全貌をわかりやすく再現している。
(初書:2006-12-11)
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◆高松塚古墳
1972年(昭和47年)3月21日、奈良県立橿原考古学研究所の網干善教を中心に関西大学・龍谷大学の研究者・学生による発掘調査の際、鮮やかに彩色された壁画が発見された。
発掘された銅鏡などから藤原宮時代(694年〜710年)と推察する説と、石室の構造から判断して720年前後と推察する説がある。
被葬者は諸説あり特定されないが、発見された人骨と歯の状態から40歳以上とする鑑定結果と、また蓋(きぬがさ)の色や房の状態から一位(従一位)の人物である点を考慮すると、被葬者は石上朝臣麻呂(いそのかみあそんまろ)である可能性が高いという。が、渡来人の可能性も考えられ、はっきりとしない。
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