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伊賀っこ/三重県伊賀市・名張市の観光・イベント・グルメなどの情報を集めた伊賀の総合情報サイト
忍者の歴史は古く飛鳥時代にはじまり、修験道の杖術が発展し、忍術になったといわれる。
その後、伊賀にも修験道の布教とともに忍術が伝わり、進化した形で伊賀流忍術が生まれ、忍者が誕生した。

戦国時代には、藤林・百地・服部の上忍三家が地侍を支配下におき、合議制で伊賀を治めるほどの力を持った。
織田信長の時代には、伊賀国支配で赴任した信長配下の滝川雄利を追放、さらにはその報復として攻めてきた織田信雄の軍をも、彼らは壊滅させた(第一次天正伊賀の乱)。
しかし、改めて大軍で攻め込まれ、その時はさすがに伊賀国の忍者集団も壊滅的な打撃を受けた(第二次天正伊賀の乱)。百地丹波以下100名ほどが、紀州の根来に落ち延びたといわれる。

その後、伊賀忍者は本能寺の変の際、堺の見物に訪れていた徳川家康を護衛して、伊賀越えを行ない、徳川幕府に召抱えられた。
江戸時代には、諸大名の内情を探る(密偵)、江戸城下の世論調査、大奥の警護、江戸城下の治安の警護などを担当した。
なお、松尾芭蕉は現在の伊賀市出身であり、忍者あるいは隠密ではなかったといわれている。そのような歴史的証拠がないので判然とはしないが、伊賀という土地柄だけに、忍者的素養があったのかも知れない。
芭蕉が日本全国を精力的に回ったこと、一日の移動距離が長かったこと、などが忍者説の原因であろうと考えられる。
伊賀上野NINJAフェスタ
毎年4月頃に伊賀上野で行われるお祭り『伊賀上野NINJAフェスタ』。忍者の里、伊賀上野ならではのオリジナルダンス「忍ジャーズダンス」のコンクールや、大人も子どもも楽しめる盛りだくさんのイベントが行われる。
忍者かたやき博物館(小澤製菓)
伊賀の特産品の一つ『かたやき』。忍者の携帯食としても利用された。かたやきの原料は小麦粉と砂糖だけで、素材そのものの素朴な味わいは、お茶の友として最適。
小澤製菓では、『かたやき』の博物館として、製造工程が見学できる。
伊賀流忍者博物館
伊賀の土豪屋敷を上野公園内に移築し、昭和39年に伊賀流忍者屋敷としてオープン。平成10年に現在の館名に改称した。
外観はごく普通の茅葺きの農家にみえるが、屋敷のあちこちに防衛のためのしかけがほどこされている。
屋敷内では、くノ一(女忍者)が案内してくれ、ドンデン返し、仕掛け戸、もの隠しなどを実演を交えて説明する。
また、手裏剣打ちやどんでん返しが体験できる「忍術体験広場」、本物の忍具の展示・忍術の体験ができる「忍術体験館・忍者伝承館」、忍者グッズ売店「Ninja坊」も併設。
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