奈良市/寺院 エリア広域/奈良市・大和高原 西国薬師、関西花の寺、コスモス、十三重石塔
◆般若寺 ●はんにゃじ ●奈良市般若寺町
629年(舒明天皇元)に高句麗僧の慧灌が創建したと伝えられる。平重衡の南都焼討ちで伽藍が消失したが、鎌倉時代に西大寺の叡尊と忍性が再興。楼門(国宝)と経蔵(重文)はその際に再建されたもの。
高さ14メートルの十三重石塔(重文)は宋時代の石工・伊行末の手のもの。本尊の木造文殊菩薩騎獅像(重文)は1324年(元享4)の作。
西国薬師第3番札所、関西花の寺第17番札所。境内いっぱいに咲き乱れるコスモスが有名で、時期にはカメラマンや観光客でいっぱいになる花の名所でもある。
▽データ
所在地 奈良市般若寺221
山号 法性山
宗派 真言律宗
本尊 文殊菩薩
札所 西国薬師第3番、関西花の寺第17番
般若寺 般若寺
●参考文献/駒敏郎監修『ひとり歩きの奈良』、網干善教監修『奈良まほろばソムリエ検定』  ●初書/2007-07-27-SH
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