大和郡山市/史跡 エリア広域/大和郡山・磯城 豊臣秀長、大納言祭
◆大納言塚 ●だいなごんづか ●大和郡山市箕山町
1591年(天正19)に51歳で没した、豊臣秀吉の弟の豊臣秀長の墓所。大和・和泉・紀伊100万石を治め、大和郡山を拠点としていた秀長の遺骸は、この地に葬られた。最終官位が大納言であることから大納言塚という。
江戸時代に墓所は荒廃したが、菩提寺であった春岳院の僧である栄隆らの尽力により、1777年(安永6)に墓域が整備され、五輪塔が立てられた。現在ある五輪塔は、その時のものである。
毎年4月22日には、「大納言祭」がとりおこなわれる。
▽データ
所在地 大和郡山市箕山町
●参考文献/奈良県歴史学会編『奈良県の歴史散歩』、網干善教監修『奈良まほろばソムリエ検定』  ●初書/2007-09-11-IT
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