明日香村/史跡 エリア広域/飛鳥・橿原 陪冢
◆鬼の俎・雪隠 ●おにのまないた・せっちん ●明日香村平田・野口
道をはさんで存在するこの2つの巨石は、古墳の内部施設である。鬼の俎が横口式石槨の基底石、鬼の雪隠は石槨の蓋石である。
明治31年より、宮内庁が欽明陵の陪冢(ばいちょう)として管理している。
鬼の俎の東側で、明治10年代に二つ目の俎石が出土しており、一墳丘二石槨の合装墓とも考えられている。
▽データ
所在地 高市郡明日香村平田・野口
墳丘 不明(長方形墳説)
築造 7世紀中ごろ
被葬者 斉明天皇・建王説など
鬼の俎 鬼の雪隠
●参考文献/奈良県高等学校教科等研究会歴史部会編『飛鳥散歩24コース』、奈良県歴史学会編『奈良県の歴史散歩』、網干善教監修『奈良まほろばソムリエ検定』、朝廣佳子編集『yomiっこ2007年1月号』  ●初書/2007-09-06-IT
【関連タグ】 エリア広域/飛鳥・橿原 【Back Tag】 奈良っこTOP 奈良県観光TOP 観光スポットTOP